2024年上島町選挙立候補者
上島町長選挙及び上島町議会議員選挙立候補届出状況が公開されました。(2024/10/29updated)
2024年上島町選挙立候補予定者アンケート結果
上島町選挙立候補者について知り、町政に関する政策や方策について理解を深めましょう。
実施背景
本会所在地である上島町では、今回も選挙公報の発行に係る条例制定を見送り、住民が立候補者の情報を得る重要な媒体の一つである選挙公報が発行されないこととなりました。住民は、ふさわしい代表かどうか判断するための情報が十分に得られません。選挙公報が発行されない町で、住民の知る権利を保障し、町政に関する政策や方策について理解を深めることを目的として、私たちは、次のようなアンケートを実施し、住民のみなさまへ提供することにしました。
アンケートでは、立候補予定の皆さまが、どのような理念に基づき、どのような政策を掲げ実現させようとしているのかを住民視点で問い、加えて、事前に集めた住民の声より、多くの方が町の取り組みを期待していた分野、及び特に子育て世代の関心が高かった分野に関する問いを設けました。
アンケート項目と手法
【理念】 ①政治家を志した理由
【ビジョン】 ②地域のありたい姿 ③解決したい課題
【課題解決のための重要政策】(下記より優先順に2つ選択) ④第1優先政策 ⑤第2優先政策
- 行政運営・財政 (補助金活用、未利用公共施設、情報共有、住民参画を含む)
- 医療・福祉
- 教育・子育て (学力向上、いじめ、不登校、
- 産業振興 (農業・漁業・造船業振興、就労支援、耕作放棄地問題を含む)
- 公共交通 (芸予汽船、新たな陸上交通を含む)
- 移住定住 (空き家問題含む)
- 観光・芸術・文化・スポーツ
- 防災・防犯
- 環境・エネルギー (太陽光発電、温暖化対策、ごみ問題を含む)
- そのほか
【住民の声より】⑥公共交通:デマンド交通導入の賛否とその理由
⑦教育:”上島町教育振興に関する大綱”に掲げる8つの施策より重要と考える3つとその理由
- 生きる力(確かな学力、豊かな心、健やかな体)の育成 (ICT, キャリア, 主権者教育)
- 多様な教育ニーズへの対応と 学びの支援 (特別支援,インクルーシブ,魚島さざなみ留学)
- 社会総がかりで取り組む教育の推進 (民間団体, 高等教育機関, 地域との連携)
- 人権・同和教育の推進と児童生徒の健全育成 (人権教育, いじめ, 不登校)
- 安全・安心で充実した教育環境の整備 (ICT環境整備, 遠隔合同授業, 電子図書・教材)
- 持続可能な学校指導 ・運営体制の整備 (多用な人材, 部活動の在り方,学校の在り方)
- 社会教育 の推進とスポーツの振興 (社会人の学び直し, 町民・児童生徒の運動機会)
- 地域文化の継承と創造 (町の歴史・文化の学習・調査・研究, 人材育成, 拠点整備)
手法:9/22時点で把握できた20名の上島町選立候補予定者へ下記アンケートを郵送またはメールし、任意回答を依頼。〆10/8までに届いた7名の回答と1名の意見を掲載しています。
以下、受付順、敬称略
回答者:大西 幸江 宮畑 周平 串田 悠彰 濱田 和保 德永 貴久 尾藤 しゅんすけ 本田 志摩
德岡 誠(意見のみ)
アンケートへのご協力誠にありがとうございました。
上島町長 立候補者 回答一覧
大西 幸江
政治家を志した理由
子どもたちを取り巻く環境に怒りを覚えて、議員になりました。3期の議員活動の中で、本来の住民福祉が乏しいと感じて、様々な質問等で行政に変わってほしいと思って活動してきました。ですが、変わってもらうことは難しいと感じ、住民の生活の底上げを目指すために立候補しました。
地域のありたい姿
行政の本来の目的である住民福祉に重点を置き、ここに暮らす人々が幸せになれるよう暮らしの底上げを行っていきたい。公共交通、医療、福祉を整えて、生涯「しま」で暮らせるまちづくりを目指していきます。
無回答 上村 俊之 池本 光章
上島町議会議員 立候補者 回答一覧
宮畑 周平
政治家を志した理由
「30年後に町をどんな姿にしていきたいか。」
そのような議論を議会は真剣に行うべきだと考えます。私は昨年度に弓削小学校PTA会長を務め、保育所統合の議論に参加し、未来を皆で考え計画することの大切さや責任を学びました。子や孫たちのため、しっかりと島の将来を議論する議会をつくりたいと考え立候補します。
地域のありたい姿
人口減少は避けられないとしても、それにしっかりと向き合い、私たちはこの島でどう生きていきたいのかを真剣に考えて計画をつくり、夢を持って未来へ進む、そんな町にしていきたい。楽しいところに人は集まってくるものです。若い人の新しいチャレンジを応援し、前進的・創造的な町をつくっていきたいと考えています。
串田 悠彰
政治家を志した理由
私は2年前に上島町に移住しました。故郷にも帰らず、10年以上過ごした東京を捨て、特に縁もないこの町に来ました。「ここに人生を賭ける価値がある」という直感があったからです。町を維持・発展させることは、自分のためでもあります。他の候補者が手を出しにくい専門的な条例の立案を中心に寄与できればと思います。
地域のありたい姿
「特別に優秀でなくても、裕福に暮らしていける町」を目指します。
個人の優劣に頼らず、町全体の組織力とそれを支える効率的な制度によって、他の地域との比較優位を築いていくべきと考えます。
濱田 和保
政治家を志した理由
現在の町政に不安があり、議会も、町政の監視機能が充分に果たせていないように感じる。 町民に、町政の何がどうなっているか、本当のところを伝えたい
地域のありたい姿
一体感の感じられる町づくり。
德永 貴久
政治家を志した理由
少子高齢化で人口減少が進む中、人口に合わせた町財政の再構築と産業振興が急務だと感じています。行政運営をしっかりとチェックし、「持続可能な町づくり」を推進するため、引き続き住民の声を反映させ、地域の未来を見据えた実効性のある政策を提案し続けるため、2期目に挑戦します。
地域のありたい姿
上島町は豊かな自然や歴史を誇りますが、少子高齢化や若者の流出といった課題があります。私は「持続可能な町づくり」が町の目指すべき将来像だと考えます。「持続可能な町」とは、自然環境と調和し、地域経済が活性化し、誰もが安心して暮らし続けられる町です。
尾藤 しゅんすけ
政治家を志した理由
私は上島町に心から惚れ込んで移り住んできました。世界で一番素晴らしい町だと思っています。しかし人口減少が続き、財政的にも厳しい状況にあるのがこの町の現状です。政治を動かして町を守りたい、町政の現場でもっと建設的な議論がなされるよう議会の空気を変えていきたい、という思いから挑戦することにいたしました。
地域のありたい姿
私が目指したいのは、住民幸福度全国No.1のスマート&コンパクトな自治体。産業振興を推進し、人の賑わいを生み出し、稼げる町にする。その果実をもとにDXへの積極投資、福祉・教育分野のサービス拡充を行い、全ての町民が、必要な情報やサービスを滞りなく享受できる安心感・満足感を作っていきたいと思っています。
本田 志摩
政治家を志した理由
声をあげて求めなくても、ある程度生きていける世の中だと思っていました。ですが、常に声をあげ続けなければ、守れない「いま」があります。そう思い至るとき自分に出来るかたちで社会参加し、人らしく生きることを求めていきたい。
いま生きるための自治を守りたくば行動を!の思いです。
地域のありたい姿
このまちで暮らし3年目と日浅です。よその地域でみてきたケアサービスがここで実現していないことを勿体なく感じます。
皆さん辛抱強く、不便さや寂しさと同居する日常が多く存在します。
この恵まれた気候のように温かな気持ちになれる、住みよいまちを希望します。
德岡 誠
アンケート項目への回答なし
⇒本アンケート実施に対する意見はこちら
無回答 (順不同)
前田 省二 蔵谷 重文 林 敬生 藤田 徹也 宮地 利雄
林 康彦 亀井 文男 濱田 高嘉 上村 建太 宮本 幸生
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