議員の職責

第1回は住民が意思を伝えることの大切さを、第2回は議会の使命が批判と監視にあることを学びました。

ここで「議員必携」とは、町村議員に必要な実務上の知識をわかりやすく解説した議員必読の書籍のことです。上島町の全議員にも配布されますが、既に見たように住民も学ぶところが多くあります。

第3回では議員の職責について学んでみます。

議員は、住民が選んだ、住民の代表者です。ですから、
『議員の一言一句は、とりもなおさず住民の意見』
『議員が行う質問や質疑・討論は、同時に住民の疑問であり意見』
表決にあっては『住民の立場に立っての真剣な一票』
でなければなりません。

激動する社会情勢の中で、地域社会も日々進展し、変革しているのですから、議会も行政もこれに的確に対処しなければなりません。そのためには、議員は、単に住民の代弁に終始するのではなく、

『一歩踏み出して、常に住民の中に飛び込み、住民との対話を重ね、住民の悩みと声を汲み取りながら議論を重ね』

住民福祉の向上と地域社会の発展を目指して時に住民に訴え、住民を指導し、その実現に積極的に努力することが求められています。

その理念を受けて上島町議会は、平成27(2015)年から、年に一度の議員と地区住民との意見交換会を始めたのですが、昨年は一度も開催しませんでした。住民との意見交換会に消極的であることは、5年前の議長不信任提案理由の一つでもありました。議員の職責を、住民が問わねばならない事態に、上島町は陥っているのでしょうか。

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